2022年1月17日
阪神淡路大震災
こんにちは、たまのいです。
今日、1月17日は阪神淡路大震災がありました。
この日の明け方僕は愛媛県にいましたが200km以上離れた場所でも
震度5の揺れでたたき起こされたのを今でも鮮明に覚えています。
この日は祖父の葬儀の為、夕方までずっとテレビを見ることはありませんでした。
自宅に戻り、家族とテレビをつけた瞬間、ここは戦場かと思う光景が眼に飛び込んできました。
関西に幼馴染もいたので片っ端から連絡を取ってみましたが誰一人連絡が取れません。
暫く経ったある日、友人の一人が亡くなったとの知らせがありました。
まだ、25歳です、まだやりたいこともたくさんあったろうに。
それから5年ほどして何の因果かこの仕事に就く事になりました。
そして、仕事に就いてからずっと思っている事があります。
「自分の設計した家で誰も地震で命を落として欲しくない」
だから他のメーカーやビルダーがこんなプランもできますよと必要以上に大きな窓をいれたり
柱壁を無くしたりするプランは作りません。
今まで建てていただいたお客様にも多分、ここに柱や壁が無かったらもう少し開放感があるプラン
だったのにとがっかりされている方もいらっしゃると思います。
でも、この柱や壁がきっと住んでいるご家族の方の命を支えてくれるだろうと信じて入れさせて
いただいております。
いつも、この日になるとしっかりとした家を作らなければ!と新たな気持ちになります。
これからも1月17日という日をこの仕事をしている限り忘れる事はないと思います。
つまらない話にお付き合いいただきありがとうございました。